うつ病と大学院生の日記

大学院在学中にうつ病を患った一人の人間。そんな凡人が書く日記。

04.無理かもしれない

表題の通り、僕はこの研究室を修了するに足る人材ではない気がする。先生に何を言われたわけでもないが、自信がもてない。もう無理だと、100回くらいは唱えた。

昨日は気分が最低にまで落ち込み、ずっと布団にくるまっていた。ダメだダメだ、どうしていいか分からない、何が分からないのかすら分からない状況で、ゼミでまた怒られるのが怖い。

先生は、自分がうつ病になったことは知っているし、先生に原因があったことも(かなり勇気を振り絞って)伝えている。しかしながら、だからといって自分にだけ優しく振舞うなんてことはしない。僕もその態度は正しいと思う。正しいとは思うのだが、苦痛であることには変わりない。

自分はどうしたらいいだろう。悩みの種は、制作上の行き詰まりにある。どうすれば解決されるか、考えてもアイデアが出てこない。自分がしたいことはなに?何を美しいと感じるの?何が人を感動させるの?これらに対する解答が、自分の中にはない。これから生み出されるものなのか。

何を調べ、何を知っていけば、その答えに到達できるのだろう。今まで自分はどうやって設計してきたのだろう。割と頭の中は冷静になっているはずなんだが、いかんせん先生の顔がちらつき、これではダメだ、ちゃんとしなきゃ、とか考えてしまう。

あぁ、文章も散乱してきてしまった。どうしようか。中退した方が良いだろうか。あと5ヶ月、なんとか乗り切れさえすれば、事は済むのに。

無理かもしれない。とりあえず、2日後のゼミで、どう進むことになるのか。こうご期待。