うつ病と大学院生の日記

大学院在学中にうつ病を患った一人の人間。そんな凡人が書く日記。

01.出来ることから、やってみる。

修士設計を完遂するため、頭をうんうん唸らせる毎日。

うちの研究室では、ゼミが二週間の一度のペースで行われる。次のゼミまで残すところあと三日だ。進捗は相変わらず悪い。テーマもあやふやだ。

自分の要領が悪いこと、アイデアが出ないこと、生真面目に考えすぎて結局手が動かないこと、精神的に不安定な状態になりやすいこと。様々に原因は思いつくのだが、自分を責めるのは良くない。

だから、出来ることからやってみる。あるいは、出来ることだけやってみる。

次のゼミで、こんなの大学院レベルじゃないと言われようが、むしろ学部生の設計課題レベル未満だと罵られようが、今の自分にできることは、これが限界。

逃げなければよい。逃げたい気持ちは分かる。痛いほど分かる。いつだって逃げ出したいという気持ちを抑えて、いつも学校へ行っている。

頭痛はするし、吐き気もするし、夜は涙が止まらないし、もうダメだ無理だって、いつも嘆いているけど、何としてでも今年度修了したい。

きったない作品になろうとも、後悔を残すような後味の悪い結果になろうとも、あと半年我慢すれば、この地獄からおさらばできる。

程々に休みをとりながら、頑張りすぎない。だけど、できることから、できることだけ、やってみる。

何とか持ち堪えてくれ、僕の魂。